2008年11月16日

告知せず

佐々部清監督の「告知せず」を見ました。

「がん告知」をしてきた外科医が、突然、妻がガンだと分かった時、
選んだのは告知を最後まで「しないこと」ということだった・・・

告知ができるタイミングがなかったわけではなかった主人公が
しなかったのは最後まで元気で明るく笑顔でいる妻を見ていたかったから

過去にもいつくかガンという病をテーマにしたドラマや映画を見てきましたが
今回は、家族、親子、夫婦、姉妹とそれぞれの関係の中で心を寄せ合い、一番に相手を思い合い
その絆の深さが丁寧に描かれた作品でした。

決心をして妻に伝えようとしたとき
「病名は・・・」
「先生、私生きたいんです・・・元気に頑張りましょうと言って下さい」と

夫に辛いことを言わせたくないという妻の思い、またそれを察し
頑張りましょうと答える夫のお互いの優しさに包まれたこのシーンは、
涙が止まりませんでした。悲しい涙ではない温かい涙が・・・

また、息子が見つめる親の背中・・・父のようになりたい、母のような人と一緒になりたい
子は親の背中を見て育つと言いますが
言葉ではなくても教わること、示してくれること、感じること。

佐々部監督の作品は、いつも家族、親、友人、色んな関係の中で
自分が今ここにいることへの感謝の気持ちを持つ事を
初心に戻るように気付かせてくれます。

久しぶりに家族団らんで食事を囲みたくなりました。









Posted by もとちゃん at 02:00│Comments(0)TrackBack(0)映画

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